経営戦略 社長メッセージ

市場環境の変化を成長力に変えるため、更なる開示・IR実務支援の領域拡張と深化を図ります

株主の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ここに、当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の業績と今後の事業見通しにつきましてご報告させていただきます。

代表取締役社長 上野 剛史
代表取締役社長 上野 剛史

前年同期比 売上・利益増

当第2四半期は、コーポレートガバナンス・コードを背景とした投資家への情報提供強化の動きがより幅広い企業に浸透し、カラー化が進む招集通知や翻訳サービスなど、関連製品の売上が増加いたしました。これらの増収が前期の大型IPO受注の反動減等のマイナス要因を補った結果、当第2四半期の連結売上高は、前年同期比58百万円増(同0.5%増)の12,849百万円となりました。

利益面では、制作体制強化に伴って労務費が増加する一方、コスト削減や販管費の抑制に努めたことにより、原価率・販管費率はいずれも前期比微減となりました。これらの結果、営業利益は前年同期比135百万円増(同5.5%増)の2,590百万円となりました。また、投資事業組合運用益を中心とした営業外収益と営業外費用の加減により、経常利益は前年同期比374百万円増(同15.4%増)の2,812百万円、投資有価証券評価損を特別損失に計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比119百万円増(同7.3%増)の1,762百万円となりました。

製品別の販売動向

<上場会社ディスクロージャー関連>
招集通知のカラー化が一層進展したことによる受注単価の上昇に加えて、開示書類作成を支援するシステムサービス・アウトソーシングサービスの増収が寄与しました。しかしながら、決算関連書類の減収や前期の大型IPO受注の反動減がこれらの増収を上回り、上場会社ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比8百万円減(同0.1%減)の6,075百万円となりました。

<上場会社IR関連等>
コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として、英文IR(翻訳)サービスやIRサイト構築等のWebサービス、株主総会ビジュアル化サービス等の受注が増加しました。広告など一部製品では減収となったものの、上場会社IR関連等の売上高は前年同期比210百万円増(同7.5%増)の3,032百万円となりました。

<金融商品ディスクロージャー関連>
国内投資信託市場は停滞傾向が続きましたが、システムサービスを核とした営業活動に注力した結果、目論見書・運用報告書の受注が増加しました。一方、前期好調であったJ-REIT市場のIPO・ファイナンスの減少に加えて外国投信も市場が停滞し、関連製品の受注が減少しました。この結果、金融商品ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比132百万円減(同3.7%減)の3,495百万円となりました。

<データベース関連>
データベース関連では、既存顧客の契約更新が順調に推移するとともに新規顧客の開拓が進展しました。一部サービスの終了による減収もあり、データベース関連の売上高は前年同期比10百万円減(同4.2%減)の245百万円となりました。

通期業績見通しは、期初予想を据え置く

上期業績は、厳しい市場環境下ではありましたが増収増益を達成しました。下期の売上計画においても概ね堅調な推移が見込まれることから、通期業績予想につきましては期初予想を据え置きます。

当社は、2016年4月から、「新中期経営計画2018」を全社的に推進し、コア事業であるディスクロージャー支援サービスの基盤を固めつつ、システムサービスの強化やBPO・コンサルティングサービスの拡充を通して開示・IR周辺の実務支援領域を拡張しております。今下期はこれらの施策を着実に推進すると共に、あわせてコスト削減施策の強化を行うことで、通期業績計画の達成を目指します。

株主の皆様には引き続き、ご支援、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

※ビジネスプロセス・アウトソーシング

当第2四半期実績・通期業績予想

※第74期第2四半期株主通信はこちら
http://www.pronexus.co.jp/ir_info/ir_materials/report.html