手引書サンプル

「IFRSに基づく有価証券報告書の手引き」内容①

本書の左側のページには、IFRS適用時の記載例を掲載しています。記載例としては代表的な開示事例を1つだけ掲載するのではなく、基準において複数の開示方法が認められる場合や、実務上複数の見せ方が存在するような場合には、そのような開示方法についても可能な限り参考事例として掲載するようにしています。

また、記載例には開示の根拠となる基準書の条文番号を明記しています。これにより、記載例がどの基準に基づいて記載してあるのかが明確になるとともに、規則上必要な記載例なのか、それとも任意記載の記載例なのかを判別することが可能となります。

「IFRSに基づく有価証券報告書の手引き」内容②

本書の右側のページには、左側の記載例のページに対応するIFRS基準の日本語訳を掲載しています。そのため、実際の開示例と基準書で求められている規定を左右のページで相互に参照できます。また、左側の記載例には記載内容ごとに基準書の条文番号を明記してありますので、基準書と記載例の関連性をより明確に把握することが可能となり、開示ご担当者様に対する利便性が高くなっています。

IFRSの基準書はIFRS財団の著作物であり、その日本語訳もIFRS財団に著作権がありますので、本書の作成に当たっては、IFRS財団の書面による許可を正式に得た上で使用しています。

本書の右側のページには、「開示チェックリスト」が設けてあります。「開示チェックリスト」では、注記の項目ごとにIFRSの基準書によって求められている開示事項をコンパクトにまとめてリスト化しています。注記項目別のIFRS開示項目を一覧で把握できますので、注記作成の前後においてチェックリストとしてご活用ください。
また、巻末には有価証券報告書の書類内での数値の整合性を確認するための「有価証券報告書 整合性最終チェックリスト」も設けてありますので、こちらも必要に応じてご活用ください。

「IFRSに基づく有価証券報告書の手引き」内容③

有価証券報告書の連結財務諸表以外の非財務情報についても、IFRS適用に伴って変更する可能性がある部分については、事例とともにご紹介しています。